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慢性疾患の予防のために教師と自動車メーカーと子供の親は正しい座り方を教えなさい。①
2015年12月16日
◆◆◆━━━━治療お馬鹿zenbunの独り言━━━━◆◆◆
私は約20年臨床の現場を踏み、沢山の患者さんの疾患の施術をしてきました。
そして、ある時からふっと思ったことがあります。
それは慢性疾患も一部を除いた急性疾患も、片寄った重心異常からおこっていて
そしてそのほとんどは座り方の癖が引き起こしているのではないか・・・
立っている時の姿勢の癖が体のいたるところに疾患を作くるが
その立ち姿勢の元を作っているのは、その人間の座り方の癖なのではないか・・・と私は考えるようになりました。
人は一日の中で立っているよりは座っていることの方が多い。
デスクワークの人、学生、ドライバー、半日車に乗ってる営業の方もそうですよね。立ち仕事の人も家に帰れば座ってテレビなんか観てますよね。
大抵の人は一日の中で立っている時間より座っている時間の方が長いんです。
ですがほとんどの人はその座り方が悪い。そしてその悪い座り方で癖をつけてしまって生活しています。
悪い座り方はの体の皮膚の中の骨格を確実に歪ませてゆきます。そしてその歪んだ状態を基準にして人は立ってバランスをとって歩くようになります。
そのときにはもうすでに股関節、膝、足首の向きにも癖がついているのです。
そしてそのうち肩が凝った、腰が怠い、首が痛い、などと始まり、長い年数をかけて慢性疾患になってゆきます。
癖はいつの間にかついてしまいます。無意識におこってしまうのです。
無意識に作ってしまった癖を治すには意識して戻す努力をしなければ決して良くなることはありません。
そのためには個人が正しい座り方を知り、そして正しい座り方が習慣になるよう指導してもらう必要があります。
なぜなら正しい座り方を理解し、習慣になるまで実践するには一人だけでは非常に難しいからです。
一人の人間が正しい座り方を体に覚えこませるために大きく分けると3人の人が必要であると私は考えます。
一人は学校の先生。もう1人は子供の親、または家族。そして一番重要なのは自動車メーカーです。
言い方を変えると、この3人が正しい座り方を知らないからこそ現代人は慢性疾患から逃れることが出来ないと断言したいと思います。
それでは現代人が慢性疾患から逃れることが出来ないことへの責任(かなりの割合で)がこの3人にある理由をこれから記していきたいと思います。
◆◆◆――――札幌 南区 整体 小原治療院――――◆◆◆