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<肩こり・基本状態>
2014年4月08日
◆◆◆━━━━治療お馬鹿zenbunの独り言━━━━━◆◆◆
鎖骨、肩甲骨、上腕骨頭の位置がアンバランスになった状態で
関節がロッキングしたまま腕を動かし続けると肩甲骨は肋骨から離されていく。
すると肩甲骨から脊柱につながっている筋肉は引き離された状態になり
常にその筋肉群は引っ張られたまま堪えることになる。
このときの肩の状態は大方鎖骨端は下がり、肩峰は上がって
肩峰が上がった隙間に上腕骨頭が前方に移動してロッキングする。
(ズレてロッキングしても腕は自由に動かすことが出来る状態)
肩甲骨は外転して肩甲骨下角は外に翼状し、肩甲骨上角はその分内上方突き刺さった感じになって
筋膜が肩甲骨上角に複雑に絡みつく格好となる。
上腕骨が前方に移動するだけで頸部はバランスをとるため前方に移動せざるを得なくなる。
その状態で腕を動かし続けると肩甲骨の下にある肋骨は引っ張られるように歪みだし
いずれ歪んだなりにバランスの取れた状態となり、その人の肩甲骨付近の形が確定する。
バランスが取れて治まってしまっているということは、それぞれが元の位置に戻ることが出来ない状態であるということであり
こうなってしまってはいくら腕を回そうと背筋を正そうと肩関節周辺の組織は元の位置に戻ってはくれない。
苦しい・・・
これが今の僕が考えている肩こりの基本状態です。
◆◆◆――――札幌 南区 整体 小原治療院――――◆◆◆