ブログ
<変形性膝関節症になる仕組みとは?>
2023年8月25日
◆◆◆━━━━治療お馬鹿zenbunの独り言━━━━◆◆◆
整形外科の待合室を見ると
腰痛より中高年の変形性膝関節症の方が多いです。
当院も変形性膝関節症の患者さんは多いです。
膝痛でも施術は全身を調整します。
理由は変形性が改善しない原因の一つに
上半身の傾きが戻らないことにあるからです。
例えばO脚で特に右の変形が大きい膝関節症の場合
その人は座っているうちに上半身が
右側に傾いていき、その癖がつきます。
その時、体が右に倒れない様に
右太ももを少し外側に広げます。
つまり体幹に対して均等に脚を広げて
座っているわけではないのです。
そして膝から足の指までは
特に女性に多いのですが座っている時に
足全体が床に接していることが少なく
軽く爪先を上げてかかとを浮かせて
内側にひねっていることが多く
その足の癖のせいでスネの骨が内側に捻じられていきます。
若い時から無意識にその状態で座り続けて
60代70代になった頃には
立ち上がった時でも上半身は右に傾き
モモも左より右モモの方が外側に広がり
膝から下は内側に捻られ状態で立つので
皿の中の膝の面と面が合わず
特に内側の1点に荷重がかかって痛むのです。
更に痛い右膝をかばって左膝に荷重がかかり
負担が大きくなると左側の膝も痛くなる。
両方の膝が痛いとなります。
◆◆◆――――札幌 南区 整体 小原治療院――――◆◆◆