札幌南区の整体院 小原治療院

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<坐骨神経痛への道>

2023年2月14日

◆◆◆━━━━治療お馬鹿zenbunの独り言━━━━◆◆◆

 

子供の頃から無意識に姿勢をとってきた私たちは

その時から徐々に腰の脊柱管に圧がかかり少しずつ狭窄し始め

中高年、40代50代になると圧がかかり続けたせいで

脊柱管が狭くなってしまい我慢できなくなった椎間板が

ぴゅっと飛び出し神経に触る。

これ腰椎の椎間板ヘルニアですね。

脊柱管が狭窄することによって起こった椎間板ヘルニアです。

腰椎の4番5番に多いとされてます。

飛び出した椎間板が坐骨神経に触れて臀部から足の方まで痛み出したら

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛。

椎間板が飛び出さなくても脊柱管が神経が通れなくなるほどの

荷重で押しつぶされればそれはそれで坐骨神経に当たるので痛みが走りだす。

これが脊柱管狭窄による坐骨神経痛です。

では脊柱管が狭窄するのは右側なのか?左側なのか?

それはその人の癖(生活習慣)によって違うのです。

これは私の持論なのですが脊柱管が狭窄する側というのは

その人の座り方の癖から始まる可能性が高いです。

小学校になって少しづつ授業数が増えて座る時間が増えてゆき

自然と右側か左側のどちらかに重心をかけ始めるのです。

これは右利きか左利きに影響されることももちろんありますが

字を書くときの体勢や本を読むときの体勢

今ではスマホを見ている時の体勢

ゲームをしているときの体勢など日常のありとあらゆる行動、体勢に

いつの間にか癖がついてしまい

下部腰椎の右か左のどちらかに荷重がかかる癖がついてしまうのです。

でもこの時はまだ子供なので腰にかかる荷重はそれほどでもありません。

それでももう既にどちら側かの腰に荷重がかかり始めているのです。

そして中学、高校と無意識にご同じ側に荷重をかけた座り方で生活を送り

社会人になります。

そしてデスクワーク、車の運転。もう以前のように若くありません。

無意識に続けられてきた座り方の癖により体中の筋膜は

子供の頃には考えられないほど変な方向に形状記憶されてしまい

立ち上がった時には座った癖により付いてしまった筋膜の形状記憶により

自分はまっすぐに立っているつもりでも体の中ではあべこべに引っ張られた

いびつな姿勢になってしまっていくのです。

そのような状態になると歩く時も、座る時も、寝る時も

常にその人の決まったところに荷重がかかり続ける形になりますので

40代、50代になり我慢できなくなった脊柱管は

最後には潰れて坐骨神経に触って痛みだします。

これが坐骨神経への道です。

 

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